有機アガベシロップ

アガベシロップは、アガベというアロエのような植物の茎を絞った天然の甘味料です。

 

主成分が果糖なので血糖値が上がりにくい甘味料として注目されています。

 

また、果糖は糖の中で最も甘味が強いため、少量でも十分甘さがあるため、ダイエットが気になる方にもおすすめです。

こちらがアガベの畑。アガベは収穫までに6、7年かかります。

写真は植えてから2年目くらいの大きさでしょうか。

収穫時には1.5mくらいの大きさに成長します。

下の写真は、収穫したアガベ。アガベの葉は落とされ、茎の部分だけが工場に運ばれてきます。

 

この茎の部分は”パイナップル”と呼ばれています。確かにパイナップルのように見えます。パイナップル1つで50~70kgの重さがあります。

 

このアガベの茎の部分を蒸し焼きにして絞ったものがアガベシロップです。

下の写真は、アガベの葉を落としている様子です。ただし、写真はイメージです。

下の写真は、ろ過する前のアガベシロップとろ過した後のアガベシロップの比較です。右がろ過する前、左がろ過した後です。

当社の商品はミネラルを残しているので、左の瓶のように透明ではありませんが、ミネラルをできる限り取り除いて、写真のように透明なシロップを作ることもできます。

下の写真は、工場内の様子です。

タンクようなものは、フィルターなどで、搾ったアガベシロップから夾雑物やミネラルなどを取り除いていきます。

ご購入はこちらからどうぞ。
アガベシロップの危険性について

アガベシロップは食べるべきではないというような記事がインターネット上に散見され、一部のお客様からも真偽を確認する問い合わせをいただきますので、ここに当社の見解を述べます。

 

まず、結論を申し上げますと、

 

アガベシロップに固有の危険性はなく、砂糖やハチミツなどの甘味料と同様にお使いいただけます。

 

また、アレルギーに関する報告もありません。

 

特に、当社の有機アガベシロップは、有機JAS認定品であり、農薬も化学肥料も使用せず、有機栽培のアガベだけを原料に、有機JAS認定工場で製造したシロップですので、農薬などの混入の危険性もありません。

よって、お客様に安心してお使いいただける商品と自負しています。

 

果糖(フルクトース)

 

アガベシロップは食べるべきではないという記事の代表的な主張は、

 

「果糖は血中ではほとんど分解されず、血糖値が上がりにくいという利点があリます。しかし肝臓に達してから全て消化吸収されるので、肝臓への負担がかかる」

(引用元: http://184ism.net/beauty/agave/

 

というものです。

 

しかし、これは全く科学的根拠に基づかない主張と言わざるを得ません。

 

果糖は、文字どおり、果物などに含まれる糖です。

 

アガベシロップが、低GIであることは知られているとおりです、つまり、アガベシロップは吸収が遅いということです。

 

糖の吸収は能動輸送と促進拡散と呼ばれる2つの機構があります。

 

ブドウ糖(グルコース)は前者で、果糖(フルクトース)は後者によって小腸で吸収されます。

 

簡単に言うと、能動輸送はエネルギーを使って積極的に吸収される方式で、促進拡散は濃度勾配に従って少しずつ広がっていく方式です。

 

このように促進拡散は吸収が遅いため、一度に大量に摂取すると吸収されずに腸内に残り、細菌の餌になったり、場合によっては浸透圧バランスによる下痢を引き起こすことがあります。

 

以上のように、アガベシロップの吸収は遅いため、一度に大量に摂取しても、大量のフルクトースが洪水のように、一度に大量に肝臓に流れ込むことはなく、肝臓に深刻な負担を与えることはありません。

 

むしろ、吸収されずに腸内にとどまり、場合によっては下痢を起こします。

 

いずれにせよ、アガベシロップをジョッキで一気に飲むようなことをする人はおられないと思いますので、健康的な人が日常的に使用する範囲で何のリスクもありません。

 

ちなみに、どのような食品でもジョッキで一気に何杯も大量に摂取すれば下痢などの何らかの症状があると思います。

砂糖とハチミツとアガベシロップの比較

 

アガベシロップを食べるべきではないという主張は、上述のとおり、アガベシロップが果糖を主成分としているからです。

 

しかし、砂糖やハチミツにも果糖は多く含まれています。

 

砂糖は、ほぼ100%ショ糖です。ショ糖はブドウ糖と果糖が1:1で結合したもので、摂取すると腸内でブドウ糖と果糖に分解されて、吸収されます。つまり、砂糖の50%はブドウ糖で残りの50%が果糖と言えます。

ハチミツもブドウ糖と果糖が同量程度含まれています。

 

砂糖とハチミツとアガベシロップに含まれるブドウ糖と果糖の量(100g当たり)を比較すると、次の図のとおりです。

 

アガベシロップに含まれる果糖は、砂糖に比べ、約25%程度多いです。他方、ブドウ糖は75%少ないことが分かります。

 

つまり、アガベシロップは、果糖が多いというよりも、ブドウ糖が少ないと捉えることが妥当かもしれません。

 

砂糖やハチミツと比べ、アガベシロップのGIが低い理由も、果糖が多いというよりも、ブドウ糖が少ないからと言えます。

 

このことからも、アガベシロップが果糖が多いため有害であるとの批判は、的を得ていないと言えます。

 

食と健康を考えるとき、最も大切なことは、いろいろな食品を少しずつバランスよく食べるということです。

 

アガベシロップは、上品な甘さが特長の液糖です。上手に使って、毎日のおいしいの幅を広げていただけると嬉しいです。